理由
- 着始めが冷たくない
- 伸縮性がありフィット感がある
- 薄手なのに暖かい
- 汗をかいた時の不快感が少ない
- 汗冷えしにくい
サイクリングや通勤通学の自転車で着る秋冬のアンダーウェア。ヒートテックやスポーツブランドの低価格のもので十分だと思っている方いませんか? アンダーウェアは専用品と日常用では機能がまるで違います。
今回はサイクルウェアメーカーのパールイズミからウォームフィットドライアンダー(15°対応)の価格・サイズ・耐久性・注意点など、良いところや気になったところを実際に着て使ってみたレビューをしていきます。
使ってみた感想は…
秋冬のアンダーウェアはこれ1枚で十分
コスパ重視の低価格アンダーウェアしか着ていなかった私には、ここまで差があるとは思わなかったです。
冬の自転車通勤通学やサイクリングでは、インナーやアンダーウェア隙間から冷たい風が入ってきます。フィット感や重ね着による風対策や汗冷え対策はしっかりしておきたいですね。
パールイズミ公式サイトからの引用になります。
ソフトな肌触りと優れた伸縮性、多くの汗をかいても優れた吸汗速乾性で汗冷えしにくい15℃帯の秋冬向けサイクル用アンダーウェアです。様々なシチュエーション、長いシーズンを着まわせるおすすめのアイテムです。
出典:173:ウォームフィットドライ アンダー | パールイズミ(Pearl Izumi) 15℃帯の秋冬向けサイクル用アンダーウェア
パッケージの表裏。
続いてハンガーにかけた状態。パッと見ただけで薄手で細身な作りであることが分かりますね。くびれがあるのを見てもフィット感も良さそうです。
触ってみると生地が冷たくない。着る時に冷たいのは嫌なので結構大事なポイント。
薄さを確認。写真でも少し透けて見えるくらいに薄いです。重さも軽くフワっとしてます。
品質を確認。Made in Japan。今までパールイズミのアンダーウェアは3枚程買っていますが、ほつれ等は見たことがないです。
私はAmazonで2021年11月に購入しました。その時は20%セールで3402円。
普段のAmazonでの販売価格は大体4200〜4400円くらいですね。 ※価格変動あります
10%オフは頻繁にやってますので、普通に買っても3800円くらいでしょうか。
メーカーサイズを確認してみましょう。サイクルウェアに共通して言えることですが、基本細身が多いです。
サイズ A:身長 B:チェスト D:ウエスト F:脚の長さ S 155~162 80~88 70~78 68~73 M 160~168 88~94 74~82 71~76 L 167~174 94~98 78~86 74~79 XL 174~180 98~102 82~90 77~82 3L 180~185 102~106 86~94 80~85 (単位:cm)
出典:サイズ表 | パールイズミ(Pearl Izumi)
実物のSサイズを測ってみます。着丈・肩幅・身幅・手首周りを測ってみました。※素人採寸なので完璧なものを保証するものではありません。
前は63.5cm。後ろは70cm。前傾姿勢を考慮してもSサイズでこれは若干長いと感じました。私服通勤でショート丈のアウターを着ている人は結構はみ出るかも。
38cm。一般的な洋服の肩幅と同じくらい。肩幅約40cmの私でも少しタイトなくらいで平気でした。
素材はポリエステル100%。素材の耐久性はあるのですが、私が気になったのは繊維の引っ掛かりやすさ。
繊維が引っ掛かりやすいので、上から羽織る生地はザラつきが少ないものがいいかなと思いました。ほつれには注意して使わないと毛玉になるのも早いですね。
袖や首周りが細いですが、伸縮性のおかげで苦労せず着られます。フィット感が強いので手で部分的に引っ張りながら調整しました。
着てみてまず思ったこと。
フィット感が素晴らしく良い。
薄手なのに何故か暖かく感じる不思議。
細身ですが伸縮性が強いのでフィット感がホントに良い。 首周りもしっかりフィットするのが人によって好みが分かれそうです。
生地表面が凹凸気味のストライプみたいになっているのですが、これが暖かく感じる理由なんですかね? どういう原理かまでは分かりませんが。
今まで着ていたゼビオの低価格アンダーウェアは、汗で濡れると湿り気をずっと肌に感じてる状態でした。ウォームフィットドライアンダーの場合、この湿り気をあまり感じないのがいいですね。15°対応なので重ね着で温度調節しやすいのもポイント。
Amazonのレビューを見ると丈が短いと書いている方もいます。私の感想とは違いますね。サイクル用品なので、おそらく深い前傾姿勢を取る方にとって短く感じるのではないかと思います。
ロードバイクや腰までのレーパンで乗っているならこのレビューは納得できます。しかしクロスバイクやシティサイクルに私服で乗っている場合、そこまで前傾姿勢にはならず後ろの裾は大きくは引っ張られないと思います。
ハンドル遠め低めでサドル高めなら丈は短く感じるかもしれませんが…。用途や自身の乗車姿勢でサイズを考える必要はありそうですね。
汗冷えについて。多量の汗をかくとどうしても汗冷えはします。高強度のトレーニングや運動をする方は着替えがある方がいいですね。
アップルウォッチというかスマートウォッチは人によりますが、下の写真のように生地が薄く袖も長いのでアップルウォッチとの間に入ってきてロックがかかることがありました。手首周りだけ折り込んだりした方がいいかも。
表記が分からない方は消費者庁の表が分かりやすいです。
出典:新しい洗濯表示 | 消費者庁
出来るだけ長く使いたいので、おしゃれ着と同じ洗い方にしています。一応裏返して洗ってます。
比較表を作ってみました。普段私が使っていた【スーパースポーツゼビオのアンダーウェア】と比較したものです。冬用のアンダーウェアですね。※あくまで私個人の感想になります。
| 比較表 | ゼビオの低価格アンダーウェア | ウォームフィットドライアンダー |
|---|---|---|
| 価格 | 約1500円 | 約4000円 |
| 着心地 | △ | ◎ |
| フィット感 | ○ | ◎ |
| 耐久性 | ○ | ○ |
| 発汗時の不快感の少なさ | △ | ◎ |
| 汗の乾き具合 | △ | ◎ |
| 洗濯のし易さ | ○ | △ |
定価で何枚も買うのは難しいけれど、しっかり対策した格好をしたい日用に1枚持っておくと考えると十分価値はあるんじゃないかなと思います。
極端に寒い日や動いて汗もかきそうな日なんかは最適ですね。
ウォームフィットドライアンダー+アウターだけだと8〜10°くらいが限界だと思います。これ1枚でいいとか言ってるけど、15°対応ではなく0〜5°対応の方がいいのでは…と思っている方もいるでしょう。
具体的に言えば、同じパールイズミ製品で以下のものが該当しますね。
上記の3つは少し生地が厚めになること。1枚で暖かいので重ね着にあまり向かないこと。肌寒い時期には暑すぎること。それを考えると真冬にピンポイントで使うことに向いた商品だと思っています。
薄手で重ね着の邪魔にならず温度調節しやすいというのがポイントですね。冬の服装はレイヤリングが大事というのをよく見聞きしますし。
Amazonのセール時が最も手軽でお得です。セール時は10%引きが多いですが、大規模セール時は20%引きになることもあります。
タイミングはプライムデーとブラックフライデーがオススメ。あとはお気に入りに保存しておき、たまに見るようにしておくとセール以外でも価格が下がっている時もあります。
楽天ならスーパーセールがオススメ。サイクル系ショップも多少値下げされることもありますし、ポイント倍率が良いです。
プライム会員であれば、【prime try before you buy】という7日間の試着で買うか判断することも可能です。※2022年2月時点では試着可能。サイズによって選べなかったりすることもあります
これだけで良いと言っても流石に1枚だけでは毎日洗濯しないといけません。複数枚買うのはコストも掛かります。コストを抑えたい人は、
パールイズミ ウォームフィットドライアンダー
ヒートテックやコスパ重視のアンダーウェア
このように使い分けるのもいいと思います。15°対応なので冬だけでなく春秋にも使えますから、上手く使いこなして快適な通勤通学・サイクリングに役立ててみてはいかがでしょうか?

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