通勤通学やポタリングなどのサイクリングで季節を問わず年間通して使いたい…。でもインナーを何枚も増やしたくない…。
この記事はそんな幅広い季節に使いたい人に適したアンダーウェア【パールイズミ コンフォヒートロングスリーブ(5°対応)】を紹介になります。
実際に使ってみた【良いところ・気になるところ・サイズ感・質感・伸縮性・同社製品との比較】を評価・レビューをします。使ってみた印象は、
これ1枚で秋冬に対応し重ね着すれば真冬対策もバッチリ
ひと言で表すなら2000円くらいで売っている一般的なヒートテック的な製品よりも保温性や吸汗速乾性などがより高性能高機能になったインナーです。
私は同じパールイズミで秋冬用アンダーウェアを他に2種類持っていますが、使い勝手はこれが1番と言えるくらい使いやすいですよ。
パールイズミの冬用アンダーウェアの種類で悩んでいる人は、とりあえずこれでいいと思ってもらえるはず。
水分を吸収して発熱、熱を保温して持続させる素材「コンフォヒート」を採用。吸汗速乾機能で汗を瞬時に吸ってすぐに乾かすので、ムレや汗冷えもしにくくドライな着心地を持続します。柔らかな肌触りで優しく身体にフィットする、5℃対応のサイクル用アンダーウェアです。吸湿・発熱が持続する素材コンフォヒート®を使用
出典:181:コンフォヒート ロングスリーブ | パールイズミ(Pearl Izumi) 5℃対応のサイクル用アンダーウェア
正面と背面の写真。ウエストの絞りは弱めなのでお腹周りのフィット感は強くない。
表面がフリースのような肌触りです。摘まんだり押したりした時の触感も似てますね。
無地でロゴも裾にタグが付いてるだけ。普段使いしやすいデザインです。
銅アンモニアレーヨン(どうアンモニアレーヨン、cuprammonium rayon)は、再生繊維の一種。キュプラ(cupro)や銅シルクとも呼ばれる。吸放湿性に優れ、一般的なレーヨン (ビスコースレーヨン) に比べ、耐久力や耐摩耗性などに優れている一方、天然素材であるため、土に埋めると短期で自然分解される。旭化成が有する登録商標「ベンベルグ」と通称される。
出典:出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
私が購入した時はBe.BIKE(paypayモール)で5720円(税込)でした。Amazonのセール時で5000円くらいですね。どこのセールでも4000円台は見たことないです。
実際にメンズのSサイズを計測してみました。※素人採寸ですので完璧を保証するものではありません
以下はパールイズミの共通サイズ表(メンズ)です。
サイズ A:身長 B:チェスト D:ウエスト F:脚の長さ S 155~162 80~88 70~78 68~73 M 160~168 88~94 74~82 71~76 L 167~174 94~98 78~86 74~79 XL 174~180 98~102 82~90 77~82 3L 180~185 102~106 86~94 80~85 (単位:cm)
出典:サイズ表 | パールイズミ(Pearl Izumi)
36.5cm。私は肩幅約40cmなので小さいかなと思いましたが、いざ着てみるとピッタリフィット。数センチ程度なら気にしなくても伸縮性でカバーされる。
全体的にほどよいフィット感なので決してキツくはないです。首周りの圧迫感が強め。
Mサイズ寄りの体型でSサイズ着てるからでしょ?と思われる方もいるかもしれません。
ただ、パールイズミの他種アンダーウェアのSサイズと比べても圧迫感があります。あくまで首周りだけですが。
以前レビューした【ウォームフィットドライアンダー(Sサイズ)】と比較。首周り以外はコンフォヒートの方が少しゆったりめに見えます。
裏地は高密度で毛羽だったりしないです。裏地よりも表面の方が痛みやすいので、裏返して洗濯した方が見た目的には長く使えます。
Sサイズ着用(身長肩幅はM寄り)。全体的に圧迫感は少なくフィットしていい感じ。首周りの狭さだけは気になる。
短めと思った袖丈。写真は腕を伸ばした状態です。手首が少し出る程度。あらためて見るとやっぱり短いですね。
私の身長や肩幅は本来SサイズよりMサイズの方が適しています。ワンサイズ下に近い感想ですので、ジャストサイズがある人は袖丈も丁度いい長さになるのではないでしょうか。
汗をかかない丁度良い具合。最初は脇から入る冷風で肌寒さを感じますが、気になる程ではありません。15分くらい走っていると暖まってきました。
組み合わせの目安は以下のような具合です。
コンフォヒートロングスリーブ + 5°~10°対応のアウター
普段着ならブルゾン等
コンフォヒートロングスリーブ + 羽織るもの1枚 + 5°~10°対応のアウター
もしくは0°~5°対応のアウター + コンフォヒートロングスリーブ
普段着ならダウン等
劣化しにくい耐久性と全体的なバランスの良さが高評価ポイント。
時期的に3月までは使えそうですが、4月だと首の圧迫がより暑く感じるかも。
どうしてもサイズで迷う場合は、Amazonの試着サービスがオススメ。
洗濯表示の詳細が見たい方は消費者庁の表を確認してください。
新しい洗濯表示 | 消費者庁
同じパールイズミ製品でどれを買うか迷っている人の候補は【ウォームフィットドライアンダー】ではないでしょうか。
今回は比較表を作ってみました。
| 比較表 | ウォームフィットドライアンダー | コンフォヒートロングスリーブ |
|---|---|---|
| 価格(市場) | 4000円前後 | 5000円台 |
| 生地の厚さ | 透ける | 透けない |
| 着心地 | ◎ | ○ |
| 耐久性 | △ | ◎ |
| 1枚での暖かさ | ○ | ◎ |
| 重ね着のしやすさ | ○ | ○ |
| 対応気温 | 15° ※1 | 5° ※2 |
| 対応季節 | 春秋冬 | 秋冬~初春 |
※1:重ね着(レイヤリング)次第で0°~15°と幅広く使える。
※2:5°以下なら重ね着検討。1枚で12°~13°までなら着れそう。日中15°で着ると1枚でも暑い。
ポイントは耐久性と重ね着(レイヤリング)のしやすさです。ウォームフィットドライアンダーの方が薄手で重ね着しやすいのでは?と思うかもしれません。
重ね着評価が同じ理由は、ウォームフィットドライアンダーの生地の引っ掛かりやすさです。毛玉が出来やすく気を遣う点を考慮。
※以前書いたレビューの写真を見ると生地の引っ掛かりやすさが分かります
過去製品から買い換える人の参考にでもなれば。
ヒートテックセンサーの写真。使い倒したので首元の毛玉が凄い…。素材に【ポリアクリレート】とあります。
表面と裏地の生地を拡大して比較してみました。ヒートテックセンサーは20回以上は洗濯してます。裏地は似てますが、表面の質感が大分違います。
表面以外に大きな違いはないですが、素材が異なるので着心地に差があります。
ヒートテックセンサーは肌にチクチクきます。コンフォヒートはあまりチクチクしません。肌触りも良くなっています。
フィット感や肌触りなどひと回りパワーアップしているのは、感じることができると思いますよ。
欠点が少なく耐久性もあるので、使い勝手はパールイズミの冬用インナーでも一歩抜けてますね。
秋冬〜初春までは着れると思うので、迷っている人は検討してみてもいいのではないでしょうか?

スポーツバイクの自転車通勤を楽しく快適にするサイト。これから自転車通勤を検討している人や既にしている人に向けた情報・実体験・製品紹介・セール情報を発信しています。
スポンサーリンク
このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシーと利用規約が適用されます。