【雨対策】ワンタッチで着脱!しっかり防水のORTLIEB サドルバッグ2

【雨対策】ワンタッチで着脱!しっかり防水のORTLIEB サドルバッグ2

梅雨の自転車通勤や雨の日対策に防水バッグを買う人は多いと思います。

でも買ってみたら防水じゃなくて撥水だった…ということもあるのではないでしょうか。

防水で調べても検索に引っ掛かるのは撥水タイプの製品が殆どでウンザリした人もいるはず。

今回はちゃんと防水のサドルバッグ【ORTLIEB(オルトリーブ) サドルバッグ2】のレビューになります。

まず結論。

水をぶっかけても平気で文句無しの防水性

言うこと無しのバッグでした。

【動画】ワンタッチ脱着でとても快適

この記事では、実物を見て【質感・サイズ感・容量・取り付け可能なレール幅】等を徹底検証。

実際に使ってみて分かった【防水性・耐久性・使い勝手の良さ】等をお伝えします。

雨の日でもストレスの無い走行環境を求めている方にオススメです。

こんな人にオススメ

  • 撥水ではなく防水のバッグが必要な人
  • 雨天時にリュックから解放されたい人
  • ワンタッチで着脱できる

サドルバッグ2を使って何が変わったか?

  • ワンタッチ着脱で取り外しの手間が少なくなった
  • 後輪の水跳ねによる背中汚れが無くなった
  • (私の場合)リュックから解放された
  • →両肩と背中を開けられる解放感
  • →レインウェアの撥水加工をリュックの摩擦から解放

目次

ORTLIEB(オルトリーブ)ってどんなブランド?

1982年に誕生したアウトドアやサイクリング向けの防水製品を作っているブランドです。防水性に特化したブランドと覚えておくといいでしょう。

公式サイト(英語)
ORTLIEB waterproof | Bike and Outdoor Equipment

自転車界隈では有名なサドルバッグ

今回レビューしている【サドルバッグ2】は自転車界隈でも有名で、特にロングライドが好きな方に人気の製品。

制限時間内に長距離を走る『ブルベ』と呼ばれる自転車のイベントでもよく使われています。

雨の日は【撥水】ではなく【防水】が重要

雨の日は撥水じゃダメ。どんなに高撥水でもダメ。

大抵の商品説明って上手いこと防水っぽく書いてますから勘違いしやすい…。

この記事に辿り着いた人は防水を求めているはず。サドルバッグ2はしっかりとした防水なので安心です。

パッケージと同梱物

パッケージは型紙のみ。サドルバッグ2のパッケージと同梱物

中に入っている物を確認。

バッグの中身。バッグの中には説明書、カタログ、部品が入っている

  • 説明書
  • 製品カタログ
  • サドルレール取付用部品

取り付けられるサドルレール

サドルに取り付ける部品。

サドルレールに取り付ける部品

対応規格というよりはレール間隔で取り付けできるか判断します。怪しいブレンドでも関係ありません。

レール間隔とは、両サイドにあるレールパイプ中心同士の幅のことです。

レール間隔はパイプの中心間の距離

サドルレール取付部品の幅が合っているか

上下に部品が分かれており、以下のようにイメージすると分かりやすいです。

上の部品
レール間隔の上限値
下の部品
レール間隔の下限値

上が63mm。下が36mm。※パイプ幅が7mmなのでレール間隔で下は43mm部品の幅は上が63mmで下が36mm

取付可能な条件

レール間隔43mm~63mm以下
※63mmギリギリだと外れる可能性があるので余裕があるとよし

サドルバッグからタイヤまでに必要な幅

サドルバッグの高さは12.5cm。サドルからタイヤまで15〜20cmは欲しい

サドルレールからタイヤまで15cm程度でギリギリでしょうか。

重さで弛んだり段差でのバウンドを考慮すると、15~20cm程度は余裕が欲しいところ。

実物を細かく確認

ここからは実物を細かく見ていきます。

表面は水を通さない

ザラっとしていて堅さがある

ザラっとした質感。厚めで堅さ感じる生地。アタッチメント部分もしっかりしています。

裏面はレインウェアの裏地のような素材

裏地はレインウェアに似ている

ワークマンのレインパンツの裏地と比較。透湿性はいらないので水を通さない作りです。

開け口は丁寧な作りで水の浸入をしっかり防ぐ

開け口同士はピッタリ貼り付くので水が入りづらい

縁部分は隙間なく貼り付くので水が入る心配はなし。

バッグの中は型崩れ防止用の敷板あり

型崩れ防止のプラスチック板が取り付けられている

バッグ内部の上下に固いプラスチック板が付いており、型崩れしないようになっています。

反射素材が多めに付いていて夜間早朝も安心

反射材も多く夜間早朝の視認性も高め

周囲への認知効果も高め。

リアライトも装着可能

背面のベルト通しも多い

TOPEAK(トピーク)のバックローダーと比較。クリップやゴムを巻き付ける場所も多く便利。

実寸サイズ(4.1L)を確認

防水の関係上、開け口を最低2ロールした状態で計測。2ロールした状態の縦横高さの幅

横幅
20~25cm
※ストッパー調節を最小と最大で計測
縦幅
28~30cm
※ロール加減で誤差あり
高さ
12.5cm
※アタッチメント頂点から計測

バッグの中にはどれくらい荷物が入るか?

よく持って行く荷物をいれてみました。バッグに荷物を入れた状態。上手く入れれば結構入る。

鍵、スマホ、ガラケー、名刺入れ(財布)、小銭入れ、乾電池式ライト、救急キット、携帯工具、チューブ×2、パンク修理キット、おやつ×2、下着、フェイスタオル、撮影用スマホスタンド

私の場合、ハンドポンプはフレーム取付型のため除外。

耐荷重は2kgまでなので注意

…限界っぽく見えますが、適当に突っ込んだので綺麗に入れればもう少し入ります。

自転車にバッグを取り付け

通勤用のクロスバイクに取り付けてみます。

サドルレールに着脱部品を取付

レール間隔が適応していればレール後方でも装着可

バッグを上向きにしたかった為、レール若干斜めの部分にセット。

以下は失敗例。

バッグ側のレールに通す間隔をあける必要がある

バッグ側アタッチメントのレールの長さを考慮しないといけません。

サドルを前に突き出している人は注意

サドル突き出しだと装着は難しい

アタッチメントの仕組み上、サドル突き出しだとバッグをセットできませんでした。

バッグを取付

アタッチメントから外れないようにカチッと音がするまでセット

サドルレールとバッグのレールを合わせて、カチッと音が鳴るまで奥に差し込みます。

シートピラーにマジックテープで固定

最後にバッグ先端にあるマジックテープを巻き付けて取り付け完了。

マジックテープ固定はしなくても問題ないくらい安定感があります。私の場合、急ぐ時はワンタッチ部分だけですね。

取り付けられない人向けの妥協策(説明書画像あり)

説明書に書いてあるように、サドルバッグ底面からベルトを通して固定するやり方。

ただ、私の場合は付属品漏れなのかベルトが付いていなかったので試すことができず…。※説明書には書いてあるんですけどね。

付属の説明書。付属品にベルトも書いてあるのだが…

リアライトをバッグに取り付け

リアライトをバッグに取り付けてみる

今回は【TOPEAK(トピーク)テールルクス】を付けてみました。1番上に引っ掛けた方が後続車に見えやすいかも。

クリップ式は返し部分まで入れ込むと外れにくい

クリップ式ライト共通ですが、軽く引っ掛けるだけでは外れやすいです。返し部分まで押し込むのがオススメ。

流水動画で防水性をチェック

シャワーをぶっかけてみた動画です。

下の写真はシャワー直後に撮ったもの。バッグの中は水が浸透していません。アタッチメント部分の裏もバッチリガード。

シャワー後のサドルバッグ2。乾きも早い。

砂利や埃で汚れてもパッと流して掃除できるので簡単です。

耐久性はどうなの?

実は動画を撮っている時には、既に通勤15回程使用しています。

使用回数
15回程度
1日当たりの使用時間
30~1時間程度

へたりもないですし、新品の頃から使い心地は変わりません。

ただ検証には回数が足りないので、しばらく使ってみてまた更新したいと思います。

良かった点

良かったところ

  • 納得できる防水性
  • 走行中に左右にぶれない安定感
  • 後輪からの水跳ねや砂利をバッグで防げる
  • 自転車との脱着がワンタッチ且つ強固

アタッチメント式なのでベルト巻き付けタイプより走行中に揺れないのは好ポイント。

ワンタッチのお手軽さも、急いでいる通勤通学では大事な時間短縮要素。

気になった点

微妙なところ

  • 横幅が窮屈
  • 容量がいまひとつ
  • 耐荷重が2kgまで

容量6Lがあれば文句無し。耐荷重もあと一歩欲しいところ。

足りない分はハンドルバーバッグやフレームバッグを併用して上手く対応しましょう。

まとめ:安心の防水性と使い勝手抜群の鉄板サドルバッグ

とにかく最高の一言に尽きます。
物を買った後には不満要素が出るものですが、ここまで不満が少ない製品は記憶に少ないです。

私にとっては雨の通勤時の必須グッズとなっています。

ワンタッチ防水バッグの快適さ。

通勤通学に是非使ってみてはいかがでしょうか?

容量4.1L

オルトリーブ サドルバッグ2 4.1L

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容量1.6L

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今回使用したリアライト

TOPEAK(トピーク) テール ルクス

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