自転車の室内保管ならバイクタワーで無駄なくスッキリ!拡張オプションで使用感アップ
室内保管用のスタンドで省スペース化をしたいなら、土台が最小限で済むタワー型スタンドは救世主と言えます。
今回紹介・レビューするのは、MINOURA(ミノウラ)『バイクタワー』シリーズ。
こんな人にオススメ
- 床に置きたくない
- サイクル用品も一緒に置きたい
- 後輪を回しやすいメンテナンス環境がほしい
目次
床置きとは雲泥の差
写真を見ると一目瞭然ですが、床のスペースが全然違いますし圧迫感も少なくなります。初めて設置した時は感動しましたね。
部屋が広いのであればスタンド自体必要無いかもしれませんが、独り暮らしや自室がそれほど広くない人にとって、床にスタンドを置くと普段の生活では相当邪魔になります。
『バイクタワー20D』のパッケージと設置外観
バイクタワーシリーズでもスタンダードな三分割式の『バイクタワー20D』の実際のパッケージと中身。
無駄のない梱包サイズ
元箱のサイズ(横向き)は【縦19cm・横127cm・奥行12cm】。部品が余白無く入る最小限サイズの梱包は好ポイントです。畳んでおけばコンパクトなので大して邪魔にもなりません。引っ越しや売却する時のことを考えて取っておくのもいいですね。
突っ張り部分の仕組み
ポール上側には強力なバネが付いており、天井に押し付けながら位置調整します。天井素材が固く丈夫であることが必須です。
設置や移動は簡単で数分あれば終わります。真っ直ぐ立てるには体感だと難しいので、天井と床に目印を付けて距離を測っておくといいです。
できるだけ無駄を省いて使いやすく
壁ギリギリに沿わせる
無駄はなくしたいので壁ギリギリの設置距離を測ってみました。クロスバイク(ハンドル幅54cm)で検証。
壁からの距離は【幅70~90cm×奥行5~10cm】。ハンドルが長いと無駄なスペースになりやすいので、少し傾けた方がいいかもしれません。
1台置きなら機能を活かしやすい
2台掛けの状態。せっかくのタワー型スタンドのメリットが随分と薄れてしまっている気がします。これならタワー2つで床を空けた方がまだマシですね。
下の1台分はスッキリさせて拡張性を持たせ、別売りのオプションでメンテナンス台や物を置けるスペースとして活用する方が使い勝手はいいでしょう。
タワー型の注意点
地震や揺れ対策
突っ張り式で考えなければならない地震対策。横揺れよりも縦揺れが怖いです。設置する時は最低でも以下のどちらかはやっておきましょう。
やっておきたいこと
- 付属品の転倒防止ストッパーを取付
- 倒れても周囲に影響がない場所に設置
天井の設置跡や変色対策
賃貸の人や壁紙の汚れを避けたい人は必須です。紙や布を挟んだとしても圧が強いので設置跡は少し付いてしまうのは覚悟しておいた方がいいです。
やっておきたいこと
- 滑らない布や紙を挟む
設置条件など詳細はMINOURA公式サイトで確認できます。
バイクタワーシリーズ比較表
ショップにもよりますが20Dの価格が最も安く、色やデザイン以外の機能性に大きな違いは無いので価格優先でも問題ないです。
別売りオプションがあればメンテナンス環境も充実
拡張して真価を発揮するバイクタワーの別売りオプションを2つ紹介します。
安定してクランクが回せる『HMA-1 フック式メンテナンスアタッチメント』
- オススメ度
クランクを回しながらメンテナンス出来る優れもの。変速調整やチェーンメンテナンス時にこれが有ると無いでは快適さがまるで違います。
もし2台掛けで使う時は、車体の三角形にアタッチメントを通すようにしておけばポールに付けっぱなしでも大丈夫です。(車種によりますが)
良いところ・微妙なところ
- メンテナンスしやすい
- 位置調整にボルトを緩める手間
サイクル用品置きに『バスケットアタッチメント2』
- オススメ度
出典:バスケットアタッチメント2 | MINOURA JAPAN![]()
ヘルメット・バッグ・メンテナンス用品を置いておくのに打ってつけの拡張テーブル。思い立ったら直ぐに作業できる位置にサイクル用品を置けるので、面倒でサボりがちなメンテナンスにも手をつけやすくなるかも。
良いところ・微妙なところ
- 自転車と同じ場所に荷物を置ける
- 2台掛けにすると設置場所が限られる
天井が無理でも壁沿いに設置可能な《床置きタワー型》もある
天井素材の都合でポールで突っ張ることが出来ない…という人も諦めるにはまだ早いです。全く同じ拡張オプションも使える床置きタワー型もあります。
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