自転車で後方確認しやすいとこんなに便利!ミラーの快適性を知ると外せなくなる

ブッシュ&ミューラー(Busch + Müller) キャットアイ(CATEYE) ミラー

後ろを向きたいけどタイミングが悪い。路面や歩行者に注意を向けながら後方確認は大変…。スポーツバイクはママチャリよりスピードも速いですから尚更。

今回は、後ろを向かずに後方確認できるサイクルミラーのレビュー。

通勤に便利な『ブッシュ&ミューラー』のミラー
ロードバイクに使い易い『キャットアイ』のバーエンドミラー

2種類を実際に使ってみて【良いところ・微妙なところ・固定感・耐久性・後方の写り具合】など分かったことを写真付きでお伝えします。

少し目線をずらしたり下を向くだけで後方確認できる便利さは、1度使ってみると外せなくなりますよ。

※ミラーだけでは不十分ですから、車に合図する意味でも振り向いたりハンドサインも合わせて使いましょう。

こんな悩みに答えます

  • スピードを出しながら後ろを向くことに恐怖感がある
  • 製品が多過ぎてどれを買えばいいか分からない
  • 鏡面が歪まないミラーが欲しい
  • サイクルミラーの見え方が知りたい

目次

『ブッシュ&ミューラー(Busch + Müller)』のハンドルミラー

ブッシュ&ミューラーのサイクルミラー

パッケージと付属品。

ブッシュ&ミューラー(Busch + Müller)って?

ドイツのbusch+muller(ブッシュ&ミューラー)社は、自転車のライトとミラーの総合メーカーとして1925年に創業して以来、ハイクオリティな商品にこだわり、一貫してドイツでの製造を続けています。そしてコンフォートバイクの国から生まれるアイテムは、デザインやアイデアに富み、優れた機能を誇ります。

出典:Busch + Müller 日本語カタログ

公式サイト(英語) Busch + Müller EN

車道で後方確認した時のミラーの見え方

車道でのミラーの見え方

信号待ちしている時に撮影した写真。
大きめのミラーなので後方車両もはっきり見えますね。距離感も掴みやすいです。

アーレンキー付属で工具は不要

ブッシュ&ミューラー サイクルミラー 付属品

取付に必要なものは付属品で完結。

キャットアイに比べて耐久性と固定力に不安

ブッシュ&ミューラー サイクルミラーの可動部と固定部

締め付けるボルト(写真左下)の耐久性が弱そう…。ボルトを締めても固定力も弱い気がします。ただ、3ヶ月程使用してみた感じでは特に問題はないですね

バーエンドにも取付可能。下記サイトに取付画像あり。
g-style サイクルミラー busch+muller

ミラー素材はガラス製で歪まない

平らなガラスなので歪みません。よくある失敗パターンがミラーの【鏡面シート歪み問題】。シートが貼ってあるタイプは100%歪みますし凹みます。

サイズや取付可能範囲など公式仕様

製品は3タイプあります。今回レビューしているのはクロスバイク向きのbm-901 1/3

bm-901:外径80mm:ハンドルバー・バーエンド対応・アーム長13cm
bm-901 1/2:外径80mm:バーエンド対応(ロードバイク向き)
bm-901 1/3:外径80mm:ハンドルバー・バーエンド対応・アーム長5cm(クロスバイク向き)

出典:Busch + Müller 日本語カタログ(5ページ)

良い点

良いところ

  • 鏡面が歪まない
  • 見やすくて認識範囲も広い
  • 軸部分の可動域が広い

微妙な点

微妙なところ

  • 取付が面倒
  • 振動で少しずつズレてくる
  • サイズが大きめで邪魔に感じることがある

どうしても強めの振動があると位置がズレます。筆者の場合、信号待ちのタイミングでミラー位置のズレをチェック。

位置がズレていれば調整していますが、メリットの方が強くそこまで苦ではないです。

総評:後方の見え方は完璧…振動でズレると位置調整の手間有り

後方確認は文句無し。歪むことがないので安心して使えるミラーです。もう少し強く固定できて欲しいなというところ。

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『キャットアイ(CATEYE)』のバーエンドミラー

キャットアイ バーエンドミラー

シンプルで取付も簡単。余計な部品はありません。

キャットアイ(CATEYE)って?

自転車ライトやリフレクターと言えばキャットアイ。他にもサイクルコンピューターなどの自転車部品を開発製造している日本の企業です。

自転車部品メーカーで最初に覚えたという人も多いでしょう。定番メーカー。

公式サイト:CATEYE(キャットアイ)

後方は最低限の範囲のみ見える

キャットアイ バーエンドミラーの見え方

ブッシュ&ミューラーのミラーと同時使用。同じ大きさに見えますが、キャットアイのミラーが1.5cm小さい。

小型なのでチラっと見て「後方に何かきてるかな?」程度の確認には最適。ただし、距離感は少し分かりづらい

ハンドルへの固定の仕方

キャットアイ バーエンドミラー 固定の仕組み

バーエンドに差してボルトを回すだけ。ボルトを回して軸幅を広げ、内部から抑えつけることで抜けなくしています。

ミラーはガラス製

キャットアイ バーエンドミラー ガラス製

平面ガラス。小さくても歪んでいなければはっきり見える。

サイズや取付可能範囲など公式仕様

レンズサイズ:ø45mm
重量:35g
適応範囲:内径ø16〜25.4mm
締め付けトルク:2N・m
備考:6角レンチ(3mm)付属

出典:BM-45 | 製品情報 | CATEYE(キャットアイ)

良い点

良いところ

  • 取付が簡単
  • 見た目の悪さを最小限に抑えられる

微妙な点

微妙なところ

  • 壁に立てかけた時にミラー位置がズレる
  • 目が悪い人には効果が薄い

総評:見た目の悪さを抑えながらも後方確認は必要十分

ミラー装着による見た目のダサさを抑えたい人にオススメ

距離感まで掴めなくてもパッと見で後方車両を見たいだけならコレで十分

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まとめ:余計な動作が減るだけで安心感は全く違う

時速30km程度は簡単に出せるスポーツバイクで、走りながら後ろを振り向くのはタイミングを間違えると非常に危険。

道幅が狭いところや交通量が多いところでは、中々振り向けないこともあるでしょう。

自転車は原則車道走行ですから、ヘルメットと同じくらいミラーの必要性は高いと感じています。※筆者個人の感想です

自転車通勤をより安全にする為にも、サイクルミラーを検討してみてはいかがでしょうか?

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